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長谷寺

縁結び 安産 美と富 病気平癒
奈良県桜井市

長谷寺の由来
全国に広がる長谷観音の根本像、ご本尊 十一面観世音菩薩が安置されている、ここ奈良の長谷寺は、山号を豊山(ぶさん)と号し、朱鳥(あかみどり)元年(686年)、道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図(どうばんほっけせっそうず)」を初瀬山西の岡に安置したことにはじまり、後、神亀(じんき)四年(727年)、徳道上人が聖武天皇の勅願により、ご本尊 十一面観音菩薩を東の岡にお祀りになり、長谷詣、長谷信仰が全国に広がりました。天正十六年(1588年)専誉僧正(せんよそうじょう)がご入山されてより、長谷寺は関係寺院三千ヶ寺を有する真言宗豊山派の総本山として、また西国三十三所第八番札所として、檀信徒は約二百万人、四季を通じて「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。

四季と親しむ

四季を通じて「花の御寺」として親しまれている長谷寺。境内には、ボタン、桜、枝垂れ桜、アジサイ、スイレン等、四季折々の花が植えられ、「花咲かば堂塔埋もれつくすべし」と 虚子の句に表されているように、桜は吉野と並び遥か昔からの名所となっています。

芝桜
アジサイ
スイレン
てっせん
ボタン
もみじ



だだおし(追難会 – ついなえ -)

ごりやく

昔々、馬頭夫人という馬のような顔立ちの女性が、長谷寺の観音様に悲願して美しい姿に変えていただいたという言い伝えから、美のごりやくがあると伝えられています。

馬頭夫人のお話し
 「花の御寺」として有名な長谷寺ですが、鎌倉時代の書物『長谷寺験記』に美にまつわるお話しが記されています。
 遥か昔、大唐国に僖宗(きそう)皇帝という王がおりました。王には千人の后(きさき)がおりましたが、その第四の后は馬頭夫人(めずぶにん)と言って、顔が長く鼻の形がたいへん馬に似ていました。けれども夫人は情が深く、大変奥ゆかしい方だったため、王は特にこの馬頭夫人を、大切にされておりました。
 ところが、他の后達は馬頭夫人を妬み、馬のような容姿を表にさらしてやろうと、宴を催すことをたくらみました。馬頭夫人は自分の容貌を世にさらされたくないと思いましたが、宴に参加しないわけにもいかず、どうしたものかと考えました。医者に相談したものの、「生まれつきの容貌を薬で治すことはできませんが、難しい願いも叶えてくれる仙人がいるので、その仙人にお願いされてはどうか。」と教えをいただき、夫人は仙人を訪ねました。ところが、仙人からも「前世からの因縁事は仙術の及ぶところではありませんが、神仏に祈りなさい。日本国の長谷寺の観音様こそ極意の菩薩。悲願を念じ、香花をお供えして祈願しなさい。」とお教えくださいました。馬頭夫人は教え通りに祈願すると、観音様が紫雲に乗り、手によい香りの水を持ってあらわれました。その水を顔に注いでくれた後、鏡を見るとそこには大変美しくなった容姿が映し出されていました。宴の席では、夫人の美しさに誰もが心を打たれ、憎み妬んでいた后達も親愛を表し夫人をお慕いされるようになり、王の愛情は一層深いものとなりました。
 夫人はその御礼として、唐の国から10種の宝物に牡丹を添えて長谷寺に献上しました。それ以来、馬頭夫人が贈った牡丹は絶えることなく、今では「牡丹の寺」とも呼ばれるようになったのです。
 ところが、日本の人々はその詳しい事情をしらなかったため、馬頭夫人は長谷寺に参拝に来ていた幼子にのりうつり、これまでのエピソードを告げ、「私は今日から永くこの長谷寺の山に住み、護法善人(ごほうぜんじん)となろう」と言われました。馬頭夫人は美の護法全人として、この長谷寺に永遠に宿っておられるということです。今でも時に、かぐわしい香りが漂うことがあるといわれています。

昔話の「わらしべ長者」の通り、貧しい若者が、長谷寺の観音様のお告げにより”わらしべ一つ”を手に旅に出て、後に大きな富を得たという言い伝えから、富のごりやくとしても有名です。

わらしべ長者のお話し
 昔々のお話です。あるところに身寄りもなく、何をやってもうまくいかない男がおりました。この男、長谷寺の観音様に願掛けをすると、観音様があらわれ、お堂を出て一番最初に手にしたものを大切にして西へ参るようにとお告げをいただきました。男はお堂を出たとたん転び、一本のワラを手にしました。
 道行く途中、アブが飛んできてうるさくまとわりつくので、ワラの先にアブを結んで歩いていると、子どもがそれを面白がり欲しがったので、母親に譲ってほしいと頼まれました。子供が泣くので男はワラを差し出し、みかん3つと交換してあげました。
 しばらく行くと、喉が渇いて苦しそうにしている娘がいたので、先ほど交換したみかん3つをあげることにしました。娘はとても感謝し、お礼に白い絹布を三反くれました。
男は白い絹布三反をもらって上機嫌で歩いていると、死にそうになっている馬を連れた者に出会い、白い絹布三反と馬を交換しようともちかけられ、死にかけの馬を強引に引き取らされてしまいました。男が懸命に馬を介抱したので馬はみるみる元気になりました。
 馬を連れて京の入り口まで来たところ、今度は広いお屋敷の前で、屋敷の主がなにやら急いでいる様子。主は、これから旅に出るところなので、馬を譲ってくれないかと言いました。困っている主に馬を譲ると、その代わりに屋敷の主は、田畑とこの広い屋敷を男に譲ってくれました。
 貧しかった男は、こうしてこの屋敷に住まい、その後も繁栄し、長谷寺の観音様のお告げ通り、わらしべ一本から、大長者になったということです。

なんと言っても、長谷寺のご利益といえば「縁結び」。平安時代の女性からも大人気で、当時の彼女らは、長谷寺のご利益や想いを日記、物語に残しています。そして今もその人気は衰えることなく、多くの女性から親しまれています。

真言宗豊山派総本山 長谷寺詳細


■ 基本情報
  • 名称:長谷寺(はせでら)
  • ご利益:縁結び 安産 美と富 病気平癒など
  • 住所:奈良県桜井市 初瀬 731-1
  • 電話番号:0744-47-7001
  • 拝観:8:30~17:00(4月~9月)/ 9:00~16:30(10月~3月)
    ※牡丹まつり期間等時間延長あり
  • 拝観料:大人:500円 / 中・高校生/500円 / 小学生:250円
    障害者手帳掲示の場合:250円 ※同伴者1名に限り障害者割引適用
  • 駐車場:二輪:200円 / 普通車まで:500円/大型バスまで:2,000円
  • アクセス:電車でお越しの方
    大阪方面・名古屋方面から 近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分
    ※春のシーズンには急行が臨時停車します
  • アクセス:お車でお越しの方
    ルート1 名阪国道を針インターで下り、長谷寺の看板に沿って直進
    県道38号線を道なり。長谷寺の裏手から駐車場に
    ルート2 名阪国道を針インターで下り、国道369号線を榛原・桜井方面へ
    榛原で国道165号線を右折(西進) 初瀬西の信号を右折し門前町へ
  • HP:http://www.hasedera.or.jp/
サイトからの情報各種ご祈祷、ご先祖様を始め、有縁の精霊をご廻向、ご供養の法要を行っておられます。
詳細は直接お問い合わせをいただくか、長谷寺ホームページ ご祈祷の案内 | 日牌・月牌 ご廻向受付 をご覧ください。